ひらがなえほん ありさんあいうえお
九州国際大学、九州女子大学元教授。社会学の教員として調査研究や教育に従事する傍ら、児童虐待やDVを根絶する市民活動などに携わる。現在は読書活動の推進をはじめ教育の充実や福祉の向上に取り組む。
たくや(大高卓也)
レコード会社のグラフィックデザイナーなどを経て、現在メーカ-でデザイナーとして活動。
この絵本のつかい方・よみ方
この絵本では、ひらがなの「あ」から「ん」までをたのしくおぼえられるように工夫しました。ひらがな一文字一音に、それぞれ一つのかわいらしいキャラクターと韻(いん*ルビで)をふんだ、たのしいリズムの三行詩がついています。子どもたちはくり返しの音が大好きです。お子さんといっしょに、くり返し歌うようによんであげてください。
さらに、それぞれのキャラクターに注目して、お子さんに問いかけたり、物語(おはなし)をつくったりと、お子さんの成長にあわせて、たのしみ方もひろがります。
たとえば、「ありさん、どこにいくのかな? ごはんをさがしているのかな? おうちに帰っているのかな?」「いぬさん、ひとりぼっちだと、さびしいのかな? しっぽをふるのは、どんなときかな?」「うさぎさんのおみみは、どうしてながいのかな? うさぎさん、みたことある? さわったことは?」など、心にうかぶまま問いかけてみましょう。お子さんの想像のつばさを、いっぱいに広げてあげてください。
また、ひらがなの正しい筆順もつけました。正しい筆順を身につけることは、きれいな字を書くうえで重要です。お子さんといっしょに、指でひらがなをなぞりながらおぼえていきましょう。
「あいうえお」をさらにおぼえやすくするため、三行詩にメロディをつけて歌にしました。楽譜をつけています。ぜひ歌ってみてください。