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2018.09.10
時間を取り戻す
長時間労働を変える人事労務管理
2005年度高崎経済大学経済学部経営学科卒業。2008年度より明治大学大学院経営学研究科黒田兼一研究室で学ぶ。2013年度博士(経営学・明治大学)。2013年度より青森大学経営学部専任講師。専門は人事労務管理論。
主な論文に、「所定外労働時間削減における労働組合の役割―A社の事例から―」『労務理論学会学会誌』晃洋書房、2010年、「長時間労働と雇用管理の変化―非正規雇用労働者の増大と正規雇用労働者の長時間労働―」『社会政策学会学会誌』ミネルヴァ書房、2012年など。
時間を取り戻す 長時間労働を変える人事労務管理』のお詫びと訂正
『時間を取り戻す 長時間労働を変える人事労務管理』(第1刷)において、下記の誤りがございました。
謹んで訂正いたします。
読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
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該当箇所 | 誤 | 正 |
19頁4行目 | 経営者にとしては | 経営者としては |
34頁11行目 | 年功制も | 年功制の |
45頁5行目 | 家庭生活の | 家庭生活と |
59頁図2-2 | フランス 2000年 60.1/2011年 90 | フランス 2000年 6.1/2011年 9 |
64頁図2-4の凡例 | ――全労働者/---パートタイム労働者 | ---全労働者/……パートタイム労働者 |
72頁15行目 | 残業屋休日 | 残業や休日 |
80頁図2-12の凡例 | ■不調者なし/□不調者あり | ■不調者あり/□不調者なし |
120頁9行目 | 得支援する | 支援する |
127頁最終行 | バブル崩壊以降、 | 「バブル崩壊以降、」 をトル |
136頁13行目 | 労働時間以外労働条件 | 労働時間以外の労働条件 |
147頁14行目 | どのようにした | どのようにして |
160頁9行目 | 人事部担者 | 人事部担当者 |
162頁3行目 | あると位置づけ | あるという位置づけ |
163頁11行目 | 「上司がいるから帰りに辛い」 | 「上司がいるから帰りにくい」 |
169頁?の見出し | 時短が 展かいされないために | 時短が展開されないために |
172頁4行目 | A労組 | A社労働組合 |
192頁7行目 | 答える | 応える |
202頁15行目 | 博士後期課程入学 | 博士後期課程より入学 |
『時間を取り戻す』修正PDF
第1章 長時間労働の現場で何が起きているのか
1 柔軟な働き方と長時間労働問題
2 「新日本的経営」にみる人事労務管理のフレキシビリティ
3 懸命な努力が報われない企業の「働かせ方」
第2章 労働時間の実態とその影響
1 世界からみる日本の労働時間
2 戦後の経済優先型労働時間規制
3 忘れてはいけないサービス残業問題
4 なぜ長時間労働は発生するのか?
5 「健康と生命」をおびやかす長時間労働
第3章 日本の労使は労働時間をどのように扱ってきたのか
1 一九九〇年代以前の労働時間管理の実態
2 日本の労使にとって「労働時間」とは?
3 一九九〇年代以降の労働時間―時短が一つのテーマに
第4章 労働時間短縮へ向けた企業の取り組み
1 日本の職場における時短へ向けた取り組みの特徴
2 事例研究:労使共同で展開するA社における労働時間短縮運動
3 「健康と生命」を守るための人事労務管理へ向けて