子宮頸がんワクチンは必要ありません

定期的な併用検診と適切な治療で予防できます

子宮頸がんワクチンは必要ありません

日本人にとって子宮頸ガンの罹患率は低く、定期検診を受けていれば予防ができて、ワクチンは必要ない。薬剤師からの提言。

著者 はた ともこ
ジャンル 単行本
■社会・労働・法律
■社会・労働・法律 > 社会
出版年月日 2016/02/29
ISBN 9784845114504
Cコード 0036
判型・ページ数 A5・104ページ
定価 1,100円(税込)

この本に関するお問い合わせ・感想

はた ともこ
薬剤師。元参議院議員。
逸早く、子宮頸がんワクチンの問題性を指摘し、722名の全国会議員の中で、ただ一人、予防接種法改正案に反対。
国会での質疑の中で厚生労働省がらワクチンの不必要性を示すデ一タを引き出し、子宮頸がんワクチン接種の勧奨中止の実現に寄与した。
CHAPTER 01 予防接種法改正案に反対する
たった一人の反対
日本の予防接種制度について
子宮頸がんワクチンとは何か
GSK社の子宮頸がんワクチン「サーバリックス」
米国メルク社の子宮頸がんワクチン「ガーダシル」
サーバリックスの不透明なスピード承認(1)――強引な審議会の「異議なし議決」
サーバリックスの不透明なスピード承認(2)――福島みずほ議員の国会質疑
サーバリックスの不透明なスピード承認(3)――山谷えり子議員の国会質疑
「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」の結成

CHAPTER 02 子宮頸がんワクチンは必要ありません
2013年3月28日・5月20日の国会質疑(1)
偽りのファクトシート――「50~70%ではなく0.7%」の事実が隠されていた
HPVI6型の感染の割合は0.5%、18型は0.2%――矢島健康局長の意外な答弁
ヒトパピローマウイルス(HPV)は感染しても90%は自然排出される
軽度異形成は90%自然治癒する
高度異形成の段階で適切に治療すれば、おおむね100%治癒する
はたともこ理論?「日本人一般女性で16型・18型の中等度・高度異形成の前がん病変に至る人は10万人に7人」

CHAPTER 03 子宮頸がんワクチンの重篤な副反応
重篤な副反応はインフルエンザワクチンの52倍・24倍
  ――2013年3月28日・5月20日の国会質疑(2)
「重篤な副反応」とは何か
「重篤な副反応」は両剤あわせて3736人に1人
アジュバント(免疫賦活剤or免疫増強剤)の安全性・危険性
「重篤な副反応」解明のためには被接種者338万人の全員調査しかない
地方自治体による全員調査が始まった
PMDA(医薬品医療機器総合機構)の「医薬品副作用被害救済制度」

CHAPTER 04 定期的な併用検診(細胞診とHPV-DNA検査)で子宮頸がんは予防できる
子宮頸がんワクチンは本当に有効なのか
  ――2013年3月28日・5月20日の国会質疑(3)
現在の子宮頸がん検診――細胞診とは何か(1)
現在の子宮頸がん検診――細胞診とは何か(2)
HPV-DNA検査とは何か
細胞診とHPV-DNA検査の併用検診こそ推進すべきです
はたともこ理論?「定期的な併用検診(細胞診とHPV-DNA検査)で子宮頸がんは予防できる」
ワクチン推進派は自らワクチンの不必要性を証明している(1)
ワクチン推進派は自らワクチンの不必要性を証明している(2)

CHAPTER 05 利益相反・構造癒着問題で自治医科大学に資料請求
情報非公開の壁
誰が、どこで国内臨床試験を行ったのか?(1)
誰が、どこで国内臨床試験を行ったのか?(2)
誰が、どこで国内臨床試験を行ったのか?(3)
子宮頸がんワクチンを推進した政治のカ
「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」――ワクチン推進運動の総本山

CHAPTER 06 厚生労働省が勧奨中止を決定
積極的な勧奨の中止――2013年6月14日
勧奨中止は3対2で決定された
事実を伝えず、意味不明な厚生労働省「リーフレット」
事実を伝えず、意味不明な厚生労働省「Q&A」(平成25年6月改訂版)
はたともこ理論?「子宮頸がんワクチンの『承認』と『臨床試験』を徹底的に検証すべきだ」(1)
はたともこ理論?「子宮頸がんワクチンの『承認』と『臨床試験』を徹底的に検証すべきだ」(2)
「積極的な勧奨中止」によってワクチン接種は激減した

CHAPTER 07 勧奨再開をめざす動き
厚生労働省の人事とWHO声明(1)
厚生労働省の人事とWHO声明(2)
副反応検討部会が重篤な副反応を「心身の反応」と主張(2014年1月20日)
「心身の反応」に強い反発
勧奨再開に突き進む厚生労働省と「警鐘を鳴らす」国際シンポジウム
勧奨再開を推奨するWHOの声明

CHAPTER 08 強まる勧奨再開反対"の動き
国際シンポジウムと参議院自民党政策審議会の決定
西岡久寿樹医師の登場
桃井眞里子部会長の利益相反問題が発覚
山本太郎参議院議員の質問(1)
山本太郎参議院議員の質問(2)
子宮頸がんワクチン院内集会「聞いてください!被害者の声」

CHAPTER 09 子宮頸がんワクチン勧奨中止が継続!
副反応検討部会、勧奨再開決定せず
退任直前の田村厚生労働大臣、3つの対策を発表
西岡久寿樹東京医大総合医学研究所長、「HANS症候群」を提唱
厚生労働省、副反応報告通知を全面改正
厚生労働省、全副反応報告を追跡調査
「子宮頸がんワクチンについて考える」日本医師会・日本医学会合同シンポジウム
(2014年12月10日)

CHAPTER 10 勧奨再開か、勧奨中止継続か
米国FDAがガーダシル9を承認(1)
米国FDAがガーダシル9を承認(2)
TBS・NEWS23が海外副反応を報道
名古屋市が7万人の追跡調査を実施へ
厚生労働省が副反応診療の協力医療機関を発表
「子宮頸がん征圧をめざす専門家会議」にGSK・MSDが7千万円の資金提供
被害者連絡会が製薬会社と厚生労働省に全面解決要求書を提出(2015年3月31日)
医療ガバナンス学会のメルマガで、ワクチン推進派が接種推奨の声明を発表
(2015年4月4日)
厚生労働省が副反応追跡調査結果を発表(2015年9月17日)
厚生労働省が「HPVワクチンの有効性及び安全性に関する疫学研究」開始を発表
(2015年11月27日)
名古屋市が子宮頸がん予防接種調査結果速報を発表(2015年12月14日)
WHO(世界保健機関)のワクチンの安全性に関する世界諮問委員会(GACVS)の最新声明
(2015年12月17日)

CHAPTER 11 日本と世界の医薬品ビジネスの産官学・構造癒着問題だ
ワクチン推進の司令塔・WHOの利益相反
米国CDCとFDAの利益相反
インフルエンザワクチンとタミフル
日本は人体実験パラダイス
あのCSIS(戦略国際問題研究所)が子宮頸がんワクチン特別レポート
子宮頸がんワクチンはTPP問題に直結している

ご注文

定価1,100円(税込)

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

同じジャンルの商品

おすすめ書籍

お知らせ

一覧

2024.04.05 PR

『危機の時代に立ち向かう「共同」の教育』が日本教育新聞で紹介されました

2024.03.26 PR

高橋輝世著『宮澤喜一の足跡』が「日刊ゲンダイ」3月25日号で紹介されました

2024.03.08 NEWS

労働法律旬報のデジタル版を創刊しました!

2024.03.04 PR

『布施辰治を語り継ぐ』『中村哲という希望』が河北新報に掲載されました

2024.03.04 PR

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』が「カミオン」4月号に掲載されました

2024.03.04 PR

大川 豊著『大川総裁の福祉論!』が「ZAITEN」4月号に掲載されました

2024.03.04 PR

後藤秀典著『東京電力の変節』が「ジャーナリスト」(791号)に掲載されました

2024.02.13 正誤

【訂正】労旬2049号(2024年2月上旬号)

2024.02.05 PR

辻 浩 著『〈共生と自治〉の社会教育』が『教育学研究』で紹介されました

2024.02.02 NEWS

第69回読書感想文コンクールにて『人がつくった川 荒川』の作文が受賞しました

2024.01.30 イベント

田中洋子編著『エッセンシャルワーカー』の出版記念イベントを開催します!

2024.01.22 PR

『高校生も法廷に! 10 代のための裁判員裁判』が日本教育新聞で紹介されました

2024.01.22 PR

「しんぶん赤旗」に『「わかり合えない」からはじめる国際協力』が紹介されました。

2024.01.10 PR

宮崎駿他著『教育について』が「東京新聞」で紹介されました

2024.01.10 PR

石巻日日新聞にて森正著『人道の弁護士・布施辰治を語り継ぐ』が紹介されました

2024.01.05 PR

元日の「しんぶん赤旗」に新年の書籍広告を掲載しました

2024.01.05 PR

『エッセンシャルワーカー』が「前衛」2024年2月号書評欄で紹介されました

2024.01.05 PR

長谷川敦著 『ようこそ! 富士山測候所へ』が「しんぶん赤旗」で紹介されました

2023.12.28 PR

フジテレビグループのFCI制作の番組で『大和コロニー』が紹介されました

2023.12.27 NEWS

冬季休業のお知らせ

2023.12.21 PR

「週刊エコノミスト」の書評欄に『エッセンシャルワーカー』が掲載されました

2023.12.21 PR

『人道の弁護士・布施辰治を語り継ぐ』が岩手日報の「風土計」紹介されました

2023.12.21 PR

「週刊金曜日」のコラムで『佐高信評伝選』が紹介されました

2023.12.14 PR

「日刊ゲンダイ」書評欄にて『佐高信 評伝選 7巻』が紹介されました

2023.12.12 PR

『多文化共生社会を支える自治体』の書評が「文化連情報」12月号に掲載されました

2023.12.08 PR

『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』が「赤旗」に掲載されました

2023.12.05 PR

『東京電力の変節』の書評記事が「経済」1月号に掲載されました

2023.12.05 PR

『東京電力の変節』著者インタビューが「週刊東洋経済」(12/9)に掲載されました

2023.11.29 PR

阿久澤麻里子著『差別する人の研究』が聖教新聞で紹介されました

2023.11.24 PR

『高校生も法廷に! 10 代のための裁判員裁判』が大學新聞で紹介されました

2023.11.15 正誤

【訂正】労旬2043号(2023年11月上旬号)

2023.11.07 PR

後藤秀典著『東京電力の変節』の書評が「前衛」12月号に掲載されました

2023.11.07 PR

「日刊ゲンダイ」に『首都直下大地震 国難災害に備える』の書評が掲載されました

2023.11.07 PR

『高校生も法廷に! 10 代のための裁判員裁判』が東京新聞で紹介されました

2023.11.02 PR

本田一成著『メンバーシップ型雇用とは何か』が図書新聞で紹介されました

2023.10.31 PR

日刊ゲンダイにて『東京電力の変節』(選者:佐高信さん)の書評が掲載されました

2023.10.27 PR

新潟日報に『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫という人々』の書評が掲載されました

2023.10.25 PR

『ようこそ! 富士山測候所へ』が朝日中高生新聞の書評欄で紹介されました

2023.10.23 PR

『新社会学研究』№8に『私が原発を止めた理由』の書評が掲載されました

2023.10.23 PR

『プロだけが知っている届くデザイン』の書評が「広報」10月号に掲載されました

2023.10.23 PR

朝日新聞(10/21)にて樋口英明さんのインタビュー記事が掲載されました

2023.10.17 PR

日本教育新聞(10/16)に『教員不足クライシス』の書評が掲載されました

2023.10.17 PR

『10代のための裁判員裁判』が「読売中高生新聞」(13日付)で紹介されました

2023.10.04 NEWS

【旬報社のメールマガジンに登録しませんか?】

2023.10.03 PR

『差別する人の研究』が「解放新聞」(10/5付)で紹介されました

2023.10.03 PR

『首都直下大地震 国難災害に備える』が「コロンブス」10月号で紹介されました

2023.09.29 PR

『佐高信 評伝選 6 』の書評が「ZAITEN11月号」に掲載されました

2023.09.29 PR

『東京電力の変節』著者インタビューが「ZAITEN 11月号」に掲載されました。

2023.09.21 PR

『僕の仕事は、世界を平和にすること。』が「ふぇみん」で紹介されました。

2023.09.15 PR

「建築技術」10月号に『最新図説 脱炭素の論点 』の書評が掲載されました

2023.09.14 PR

『南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々』が「週刊金曜日」で紹介されました

2023.09.13 PR

川崎哲『僕の仕事は、世界を平和にすること。』書評が「文化連情報」に掲載されました

2023.09.05 イベント

吉野なお 著 『コンプレックスをひっくり返す』出版記念イベントを開催します!

2023.09.05 PR

『女性のひろば』10月号にて『コンプレックスをひっくり返す』が紹介されました

2023.08.30 PR

『ウシのげっぷを退治しろ』が「日本農業新聞」で紹介されました

2023.08.24 正誤

【訂正】『最新図説 脱炭素の論点 2023-2024』に誤りがございました

2023.08.24 PR

「日本農業新聞」で『最新図説 脱炭素の論点 2023-2024』が紹介されました

2023.08.18 PR

『自由と正義』8月号で『出所者支援ハンドブック』が紹介されました

2023.08.07 正誤

【訂正】『武力によらない平和を生きる』に誤りがございました

2023.07.18 PR

日弁連「自由と正義」7月号に『武力によらない平和を生きる』が紹介されました

2023.07.18 NEWS

夏季休業のお知らせ

2023.07.13 PR

「新婦人しんぶん」で『コンプレックスをひっくり返す』吉野なおさんが紹介されました

2023.07.11 PR

長谷川 敦 著『人がつくった川・荒川』が「文化連情報」7月号で紹介されました

2023.07.07 PR

「新エネルギー新聞」(7/3)に『最新図説 脱炭素の論点』の書評が掲載されました

2023.06.26 PR

『僕の仕事は、世界を平和にすること。』が「赤旗」(25日付)で紹介されました

2023.06.09 PR

『最新 ネットのキーワード図鑑』が「文化連情報」2023年6月号で紹介されました

2023.06.06 PR

『武力によらない平和を生きる』が『民主法律時報』5月号で紹介されました

2023.05.29 正誤

【訂正】労旬2032号(2023年5月下旬号)

2023.05.15 PR

『チャイルド・デス・レビュー』が5月14日付の「しんぶん赤旗」で紹介されました

2023.04.26 NEWS

『人がつくった川・荒川』が読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれました!

2023.04.26 PR

『言いたいことは山ほどある』が4月23日付の「しんぶん赤旗」で紹介されました

2023.04.11 正誤

【訂正】労旬2027号(2023年3月上旬号)

2023.03.27 PR

『向坂逸郎 著作年表・裁判記録』の書評が「大原社会問題研究所」に掲載されました。

2023.03.13 PR

大脇雅子著『武力によらない平和を生きる』が「週刊 読書人」で紹介されました。

2023.03.06 PR

『子どもと読書』2023年3・4月号で弊社の書籍が紹介されました。

2023.03.06 PR

『スポーツ根性論の誕生と変容』が「東京人」4月号の書評欄にて紹介されました

2023.02.28 PR

『チャイルド・デス・レビュー』が「女性のひろば」4月号で紹介されました。

2023.02.27 PR

『福島の記憶』飛田晋秀さんの講演会・チャリティーライブが3月2日に開かれます。

2023.02.24 PR

『東電役員に一三兆円の支払いを命ず!』が「週刊金曜日」で紹介されました

2023.02.16 PR

『ウシのげっぷを退治しろ』著者の大谷智通さんが日刊ゲンダイで紹介されました

2023.02.14 NEWS

『わたしが障害者じゃなくなる日』が国際児童図書評議会の選定図書に選ばれました

2023.02.03 PR

『チャイルド・デス・レビュー』が月刊「クーヨン」で紹介されました

2023.01.19 PR

『ウシのげっぷを 退治しろ』が農業共済新聞で紹介されました

2023.01.19 PR

『世田谷・大平農園けやきが見守る四〇〇年の暮らし』が日本農業新聞で紹介されました

2023.01.10 PR

「文化連情報」2023年1月号に弊社の書籍が紹介されました。

2022.12.26 PR

『戦後革新の墓碑銘』が「大原社会問題研究所雑誌」No771で紹介されました

2022.12.26 PR

SLA 全国学校図書館協議会・選定図書に3書名選ばれました。

2022.12.21 PR

樋口英明さん出演『原発を止めた裁判長』の東京上映のお知らせです。

2022.12.19 PR

『東電役員に一三兆円の支払いを命ず!』が日刊ゲンダイの書評で紹介されました

2022.12.13 PR

『統一教会との闘い』が12月11日の「しんぶん赤旗」の書評欄で紹介されました

2022.12.09 PR

『うつには祖母がよく効きます』の書評が「文化連情報」12月号に掲載されました

2022.12.09 PR

12月6日の「夕刊フジ」に『佐高信 評伝選』の書評が掲載されました

2022.12.09 PR

11月29日の日刊ゲンダイに『統一教会との闘い』の書評が掲載されました。

2022.12.09 NEWS

『クジラのおなかからプラスチック』が選書センター大賞5類のトップに選ばれました!

2022.12.05 PR

「日本経済新聞」に『ウシのげっぷを退治しろ』小林泰男先生の記事が掲載されました

2022.12.05 PR

しんぶん赤旗に『統一教会との闘い』出版記念シンポジウムが紹介されました

2022.12.05 PR

12月5日のしんぶん赤旗で『渡辺治著作集 第Ⅰ期』ついての記事が掲載されました

2022.12.01 PR

『私が原発を止めた理由』著者の樋口英明さんの講演会が12月10日に開催されます

2022.11.28 PR

『児童養護施設という私のおうち』著者の田中れいかさんが毎日新聞で紹介されました

2022.11.24 NEWS

こうのみさと著『うつには祖母がよく効きます』は一部noteで試し読みができます!