図説 労働の論点
高橋祐吉(専修大学経済学部教授)
鷲谷 徹(中央大学経済学部教授)
兵頭淳史(専修大学経済学部教授)
赤堀正成(専修大学社会科学研究所研究員)
著者
石井まこと(大分大学経済学部教授)
須田光照(全国一般東京東部労働組合書記長・NPO法人労働相談センター副理事長)
神部 紅(首都圏青年ユニオン書記長)
第1章 「働く」ことを見直す
1 「働く」ということ
2 「働けない」ということ
3 「働かない」ということ
4 終身雇用はどう変わったのか
5 増え続ける非正社員
6 急がれる地位の改善
第2章 若者の働き方を考える
1 キャリア教育の落とし穴
2 広がる「名ばかり」正社員
3 若者と転職
4 フリーターという働き方
5 まん延する「ブラック」企業と若者
6 やりがいかそれとも労働条件か
第3章 ワーク・ルールを学ぶ
1 働く、そして暮らす
2 エンドレス・ワーカーでいいのか
3 「不払」残業はなぜまん延しているのか
4 長時間労働の悲劇
5 ホワイトカラー・エグゼンプションは必要か
6 安全で健康に働く権利
7 賃金はどう決められるのか
8 年功賃金は時代遅れなのか
9 最低賃金で暮らすことは可能か
10 女性はなぜ差別されるのか
11 「同一労働同一賃金」と「同一価値労働同一賃金」
第4章 ユニオンを活用する
1 職場の不満やトラブルをどうするか
2 労働組合はどこへ行ったのか
3 「クミアイ」と「ユニオン」は違うのか
4 パワハラ、セクハラとユニオン
5 若者たちとユニオン
6 労働組合はどのように生まれたのか
おわりに-ディーセントな働き方が未来を拓く