-
「すべてを疑え!」が新聞通信調査会の『メディア展望』6月号で紹介されました。
2019.06.20
-
「すべてを疑え!」が月刊『ニューリーダー』5月号の書評で紹介されました。
2019.06.20
-
「すべてを疑え!」が5月19日付の茨城新聞で紹介されました。
2019.06.20
すべてを疑え!
フェイクニュース時代を生き抜く技術
安倍首相逮捕、ローマ法王トランプ支持、スマイリー・キクチ殺人犯説、ネット右翼沖縄ヘイト、
熊本地震ライオン脱走…私たちはなぜだまされるのか?
嘘を見破り、情報化社会をサバイバルするための1冊。
テレビでも連日取り上げられ、話題となっている「フェイクニュース」。
だれが、なんのために作るのか? なぜここまで広まるのか?
元新聞記者で大学でジャーナリズムを教える著者がわかりやすく解説した一冊。
じつは、とくにだまされやすいのが、デジタルネイティブの若者世代。
偽情報の見分け方を具体的に提示するとともに、コピペなどネット時代の情報利用ルールについても教える。
第1章 氾濫するフェイクニュース―破壊される民主主義
1 国の進路も左右
2 新たな局面
3 メディアと敵対する政権
4 ポスト・トゥルース(真実)
5 揺さぶられる民主主義
第2章 フェイクニュースとは―その実例
1 国内のケース
⑴政治家/⑵芸能人/⑶選挙/⑷災害/⑸まとめサイト―DeNA、保守速報/
⑹デマサイト/⑺ヘイトスピーチ
2 海外編
⑴トランプ大統領の誕生/⑵仏大統領選でロシア介入か/
⑶英EU離脱の国民投票でも/⑷イツ、ウクライナ、バルト三国/⑸北朝鮮/
第3章 その歴史
1 定義
2 虚偽情報とプロパガンダ
⑴大本営発表/⑵謀略/⑶誤報/⑷デマ、うわさ、流言蜚語、都市伝説、口コミ
第4章 フェイクニュースの背景
1 プロパガンダ
⑴ロシア政府が関与/⑵ネガティブキャンペーン
2 一獲千金
3 愉快犯
4 ヘイトスピーチ系―誹謗中傷・差別
第5章 フェイクニュースの裏側
1 重い腰を上げたSNS―当初は責任を認めず
2 ボットに注意―アクセス数にだまされない
3 関連ビジネス
4 アルゴリズム、フィルターバブル、エコーチェンバー
5 封じ込めの動き―ファクトチェックなど
第2部 情報操作にダマされないために―フェイクニュース対策マニュアル
第6章 フェイクニュースの見分け方―メディアリテラシー
1 だまされない方法とは
⑴BBCの場合/⑵真剣にググろう/⑶事実か意見か
2 筆者の方法
⑴内外のサイトで確認/⑵「戦場の掟」のウソ
3 半分ホント半分ウソ
⑴違和感
4 釣り見出し
5 身に着けたい一般常識
第7章 ネット時代のルール
1 気を付けたいコピペ
2 知的財産権
3 著作権
4 無断利用できるケース―例外規定
⑴録音して後でみる―私的使用の複製/⑵教育関係/⑶非営利・無料/⑷引用、転載
5 留意すべき点
6 個人情報流出に留意を―FBなどの利用で
7 EUの情報規制―仏政府がグーグルに六二億円の制裁金
【参考資料】
あとがき