60th ANNIVERSARY 旬報社

おかげさまで創立60周年

 旬報社は創立60周年を迎えることができました。
 このたび創立60周年記念事業としてインターネット上では「旬報社デジタルライブラリー」の開設、出版活動としては徳住堅治・宮里邦雄編『問題解決労働法シリーズ』(全12巻)、渡辺治・二宮厚美・岡田知弘・後藤道夫著『新自由主義か 新福祉国家か』を刊行しました。本年は法政大学大原社会問題研究所編『社会労働大事典』を刊行します。今後とも旬報社の出版活動にご注目くださいますようお願いいたします。


創立60周年記念事業

旬報社デジタルライブラリー

問題解決労働法シリーズ

新自由主義か 新福祉国家か

社会労働大事典(10月刊行予定)

旬報社デジタルライブラリー

旬報社デジタルライブラリー

「旬報社デジタルライブラリー」は小社刊行物をホームページ上に掲載し、読者の皆様に無料で提供するものです。 旬報社デジタルライブラリーへ


 第1期は「戦後社会史(1)」として約50点を掲載いたします。今後も、歴史的資料として、また、今日の日本社会を考える参考となる書籍、雑誌を順次公開していきたいと思います。
 このたび60周年記念事業として、2000点を超える小社刊行物のなかから、第1期として50点の書籍を選択し、歴史資料として広く活用していただきたく、インターネットで公開することといたしました。
 戦後最大の冤罪・謀略事件との取り組みを記録した『松川運動全史』、エネルギー政策の大転換による人員整理に抗する争議の歴史を描いた『みいけ20年史』をはじめ、『資料沖縄問題』、『ベトナム解放史』(全3巻)、『日米安保条約』、『憲法「改正」の争点』などの平和運動の貴重な史・資料など、総頁数2万頁に及びます。
 いま、戦後の平和を実現してきた憲法を「改正」する動きが強まり、生活の豊かさをもたらした労働法の大変革が進められ、政権交代のなかで政治も大きく変わろうとしています。
 第1期の50点は、労働法・労働組合を職場・生活のなかに定着させる過程で起こった運動、人権や平和を守るために闘われた運動、戦後の混乱期から高度成長への社会の転換や、豊かさを実現するなかで起こった、権力の犯罪やマスコミ、子育てや企業社会の問題などから選択しました。
 旬報社は、これからも「良心的ジャーナリズムの一員として、出版物をとおして社会の進歩に寄与する」ことを社の基本として、活字・紙媒体の出版活動に献身してまいります。
 今回の記念事業は、これからの若い研究者、学生の学問・研究に参考となる書籍を、5年先、10年先、20年先も活用し続けていただけることを願ってデジタル化することを考えました。
 いくつかの大学・専門図書館では蔵書していただき閲覧が可能なもの、古書店で入手できるものもありますが、多くは絶版あるいは在庫切れで入手不可能なものです。
 この記念事業が、これからの日本社会、世界との関係を考えていくうえで読者の皆様のお役にたてれば幸いです。

問題解決労働法シリーズ

旬報社デジタルライブラリー

問題解決労働法シリーズ(全12巻)

旬報社創業60周年記念企画。第一線で活躍する弁護士がわかりやすく執筆。各巻のテーマごとに、最新の労働法を説明すると同時に、複雑化する諸問題の解決までの道すじ・根拠をわかりやすく解説する実務書のシリーズです。

宮里邦雄(日本労働弁護団会長・東京共同法律事務所)
徳住堅治(日本労働弁護団副会長・旬報法律事務所)編



1.労働契約(水口洋介)
2.賃金(小川英郎)
3.労働時間・休日・休暇(棗一郎)
4.人事(井上幸夫)
5.解雇・退職(君和田伸仁)
6.女性労働・非正規雇用(宮里邦雄+古田典子+戸田綾美+秦雅子)
7.安全衛生・労働災害(佐久間大輔)
8.社会の変化と労働(大塚達生+野村和造+福田護)
9.企業組織再編と労働契約(徳住堅治)
10紛争解決システム(佐々木亮)
11.ユニオンへの加入・結成と活用(鴨田哲郎)
12.不当労働行為と救済 労使関係のルール(宮里邦雄)

◆編者からのメッセージ◆
  近年、就労形態や職場環境の大きな変化にともなって、解雇・退職強要、労働条件の不利益変更、成果主義、不払い残業代、過労自殺、偽装請負・日雇い派遣など、労働問題が激増しています。それにともない労働審判の申立や日本労働弁護団をはじめとする各種窓口への相談件数も増加し、問題解決に関わる弁護士、社会保険労務士、労働組合関係者も増えてきています。
  また他方で、労働契約法の制定やパート法の改正など労働法制の相次ぐ改定が行なわれ、法律の適用関係が複雑になり、実際の法律運用が行政通達によってなされることも多くなりました。このため、実務家でも、どのような法律が適用されるのか、どうすれば問題解決ができるのか、わかりにくい状況が生じています。
  こうしたなか、テーマごとに最新の労働法をわかりやすく解説すると同時に、現実の問題解決に役立つ実務書として全12冊を刊行します。本シリーズは、日本労働弁護団に結集する第一線の弁護士が、自らの実務経験をふまえて、問題解決までのプロセスを紹介するものです。
〔宮里邦雄・徳住堅治〕

◆本書の特徴と工夫◆
1.基本的なテーマから最先端のテーマまで幅広くフォローします
*労働法の分野を大きく12のテーマに分け、1テーマを1冊で解説。
*個別労働法の分野では労働契約法・労働基準法に関わる基本問題からM&A、企業秘密や労働者の知的財産権など最先端のテーマまでフォローし、集団的労働法の分野では労働組合の結成・活動に関わる法律問題から不当労働行為の救済まで。
2.弁護士が実務問題をわかりやすく解説します
*第一線で活躍する気鋭の弁護士が解説。
*現実に発生し、または発生すると思われる解雇や労働条件の不利益変更、不払い残業代、労災、非正規雇用、労働組合・ユニオンに関わる問題など実務的な間題を余すところなく取り上げる。
*読者の理解をたすけるため、各項目の冒頭でポイントを提示。すぐに役立つ書式も多数掲載。
3.問題解決の道すじを最新の情報で具体的に示します
*どんな問題が起こっていて、どのように解決すればよいかを、具体的な事案をもとに記述。
*解決の根拠として法令、判例、学説などの最新の情報を紹介。
4.実務上の手引き書としてはもちろん、学習テキストとしても役立ちます
*弁護士、労働組合、各自治体の労働相談情報センターなどで労働相談に携わる人たち、企業の人事・労務担当者、社会保険労務士の必携書。
*司法試験をめぎす人たちのサブテキストとしても有効。

新自由主義か 新福祉国家か

旬報社デジタルライブラリー

新自由主義か 新福祉国家か (民主党政権下の日本の行方)

渡辺 治+二宮厚美+岡田知弘+後藤道夫

四六判上製/420頁/
定価2,415円
発行日 2009年12月18日
ISBN 9784845111558 C0036


旬報社60周年記念企画 
「新しい政治」をつくるために
「構造改革」政治が生みだした貧困と格差、地方の破壊…
国民の怒りを「新しい福祉国家」づくりへ



第1章 政権交代と民主党政権の行方  渡辺 治
第2章 世界同時不況と新自由主義の転換 二宮厚美
第3章 構造改革による地域の衰退と新しい福祉国家の地域づくり 岡田知弘
第4章 構造改革が生んだ貧困と新しい福祉国家の構想 後藤道夫

社会労働大事典

2011年1月刊行予定
ご期待ください。