空から宝ものが降ってきた! (雪の力で未来をひらく)

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伊藤親臣

四六判上製/160頁
定価 本体1,500円+税
発行日 2016年1月25日
ISBN 9784845114498 C0095

あなたは、雪は好きですか? それともじゃまものだからきらいですか? じつは、日本ほど雪が積もる土地に人が暮らす国は、世界にほとんどありません。私たちは昔から雪と上手に共生してきたのです。それは現代も同じです。たとえば、東京の山手線は、大量の雪どけ水でつくった電力で動いていることを知っていますか?
雪国に限らず、全国北から南まで、雪はさまざまに姿を変えて活躍しています。そして、最新の技術によって、その可能性がいま、ますます広がろうとしています。まさに雪は「宝もの」なのです。
雪の魅力に気づき、たったひとりで雪国の村に移住した著者が、雪の素晴らしさ、雪国暮らしの楽しさ、雪利用の歴史と未来など、いろいろなエピソードをまじえながらやさしく語りかけます。
<小学校高学年〜中学生&ご家族 > ふりがな付き
■厚生労働省・社会保障審議会 推薦図書
■第28回読書感想画中央コンクール・指定図書(小学校高学年の部)

著者紹介

伊藤親臣(いとう・よしおみ)
公益財団法人雪だるま財団チーフスノーマン(主任研究員)。1971年愛知県生まれ。室蘭工業大学大学院工学研究科博士後期課程修了。工学博士。
"雪のエンジニア"として世界初となる雪冷房の学校、お米を貯蔵する雪冷蔵の倉庫などの「利雪」に取り組む。雪を活用して雪国を元気にするこをライフワークにしている。小中学校で雪の出前授業も多い。新潟県上越市在住。

著者からのメッセージ

「冷たい雪が、いま、熱い。雪を資源としてとらえ、
地域(雪国)に新しい風を吹かせる取り組みがはじまっています」
(高野克己・東京農業大学学長)

国内のわずか0.2パーセントの雪を利用できれば、100万キロワットの発電所15基分に相当するエネルギーが得られるとの試算があります。著者は「雪のエンジニア」として、じゃまものでしかなかった雪を資源として活用する「利雪」の取り組みを進めています。
じつは、積雪が数メートルにもなる場所に当たり前のように人が住むのは、世界でもまれな日本特有の現象です。それだけ日本人は雪を上手に活用し、共生してきた歴史があるのです。
日本の利雪技術はいま、世界の最先端を走っています。雪国で進む過疎化や高齢化も雪によって変えられる。雪国こそが、これからのニッポンをリードする。利雪の現状、地域と雪の関係、雪の知識、雪と日本人の関わりなど、幅広いテーマから、雪の可能性と未来を伝えます。

主な目次

1章 雪はじゃまもの?—いまどきの雪国暮らし
2章 雪は何色?—知ってるようで知らない雪の話
3章 私たちは雪と生きてきた—日本人と雪の関係
4章 僕は安塚のスノーマン—雪のない土地からやって来た
5章 捨てるものを宝ものに変える—スローフードとスノーフード
6章 雪エネルギー大国、ニッポン—雪は日本と世界を救う

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