築地の記憶 (人より魚がエライまち)

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さいとうさだちか・写真/冨岡一成・文

A5並製/224頁
定価 本体1,700円+税
発行日 2016年5月 2日
ISBN 9784845114603 C0095

2016年11月をもって閉場する築地市場。4年に渡って河岸に通い市場人と魚を撮り続けた写真家と、河岸に魅せられ15年働いた経験を持つ歴史ライターが、その失われゆく日々をペンと写真で活写。
築地と共に歩んできた著者ならではの濃密な筆致。春夏秋冬、迫力と叙情あふれる200枚以上のカラー写真。読んで理解し、見て感じる初めての築地案内として、また400年続く江戸の河岸文化を知る貴重な資料としてもおすすめです。

著者紹介

さいとうさだちか・写真
1946年東京生まれ。写真家。自動車、オートバイなどの分野で活躍を続けてきたが、河岸の文化に魅せられ、2012年から築地市場の撮影を開始する。市場の時間に合わせるために住まいも勝どきに移し、活きのいい市場人と魚を撮り続けている。撮影した写真は『サンデー毎日』『GQ JAPAN』などでも発表。共著『テストパイロットインジャパン』(鳴海章・エイ出版)。

冨岡一成・文
1962年東京生まれ。博物館の展示や企画の仕事を経て、1991年より 15年間、築地市場に勤務。「河岸の気風」に惹かれ、聞き取り調査をはじめる。このときの人との出会いからフィールドワークの醍醐味を知る。実は子どもの頃から生魚が苦手なのに河岸に入ってしまい、少し後悔したが、その後魚好きになったときには辞めていたので、さらに後悔した。江戸や魚の文化史的な著述が多い。近著『江戸前魚食大全』(草思社)。

主な目次

写真点描 セリ
雪の日

1章 築地今昔
よそ者
河岸
卸売市場のしくみ——価格形成の今昔——
河岸の登場人物
ギョウカイ
築地時間
カーブ
小揚
潮待茶屋
ターレとガイジンさん
魚河岸の歴史(一)
魚河岸の歴史(二)
魚河岸の歴史(三)

写真点描 たたずむ

2章 市場百景
人より魚がエライまち
シマ
若い衆とお姐さん
魚を数える
符牒
忙しい
商売用語
あいてい
河岸の喧嘩
マグロのセリ場から(一)
マグロのセリ場から(二)
市場のまかない
大変だぁ
わがままグルメ
名人伝

写真点描 人、魚、顔

3章 河岸追想
また来たな
市場人の休日
小僧あがり
あこがれの長靴
商号
築地の二代目
トロ伝説
死んだ魚は海にはいない
旬はわからない
つめたく冷やして
もっとつめたく冷やして
市場の子
築地ものがたり

写真点描 光陰
去りゆく

巻末資料
魚河岸四〇〇年の歩み
築地市場概要

<本書をおすすめします! >
市川染五郎さん、なぎら健壱さん、伊原剛志さん、車田正美さん、
やくみつるさん、栗原心平さん、辰巳琢郎さん……築地を愛す
る著名人の方々ご推薦の1冊です。

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