兵士のアイドル (幻の慰問雑誌に見るもうひとつの戦争)

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押田信子

四六判並製/400頁
定価 本体2,200円+税
発行日 2016年6月 2日
ISBN 9784845114665 C0036

アイドルを動員せよ!
陸海軍慰問雑誌のグラビアには、美貌のアイドルたちの輝く笑顔が写し出されていた。
原節子、高峰秀子、李香蘭らが結んだ戦地と銃後の絆とは。
今、明かされる戦争のもうひとつの真実。

著者紹介

押田信子(おしだ のぶこ)
横浜市立大学大学院共同研究員、昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。
出版社勤務を経てフリー編集者として活動。2008年上智大学大学院文学研究科新聞学専攻修士課程修了、2014年横浜市立大学大学院都市社会文化研究科博士課程単位取得退学。メディア史、歴史社会学、大衆文化研究。著著に『東アジアのクリエイティヴ産業 文化のポリティクス』(共著・森話社)他。

「はじめに」より

戦地の港に船が着き、日本からの荷物が届けられる。
何日も何日も心待ちにしていた、兵士たちの一番嬉しいときだ。
汗と泥にまみれた青年たちの手に一冊ずつ渡されたのは、美しく、可憐な女性が表紙に描かれた慰問雑誌である。
ウオー!
誰からともなく湧き上がる大きな歓声と天にまで届くような拍手。
彼らが生きて、戦うために必要な命の水がその雑誌にはたっぷりと詰めこまれていた。
表紙には鮮やかな真紅の文字で『戰線文庫』と書いてあった。

主な目次

第1章 元祖アイドルと幻の慰問雑誌
第2章 慰問雑誌発行の背景
第3章 新体制運動とアイドル像の変容
第4章 戦場に飛び出したアイドルたち
第5章 慰問雑誌の終焉とアイドルのラストステージ

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