特別支援教育大事典

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茂木俊彦 編集代表

B5判上製・函入り/本文1104頁
定価 本体30,000円+税
発行日 2010年3月 4日
ISBN 9784845111503 C3037

より広く、より深く、より豊かな特別支援教育をすすめるために。
諸科学の最新の研究成果をふまえた総合事典。

『特別支援教育大事典』カタログPDF(PDF:1.3MB)

著者紹介

編集代表 茂木俊彦(桜美林大学)
編集委員 荒川智(茨城大学)
     木全和巳(日本福祉大学)
     佐藤久夫(日本社会事業大学)
     杉山登志郎(あいち小児保健医療総合センター)
     高橋智(東京学芸大学)
     玉村公二彦(奈良教育大学)
     土岐邦彦(岐阜大学)
     堀江重信(名古屋南部地域療育センター)
     水野信義(元・日本福祉大学)
     峰島厚(立命館大学)
     矢嶋里絵(首都大学東京・東京都立大学)
     渡部昭男(鳥取大学)

「はじめに」より

 2007年4月、わが国の障害児教育は「特殊教育」から「特別支援教育」に移行した。特別支援教育は、従来の特殊教育では特別な支援はおこなわれなかったLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、高機能自閉症などの子どもも対象とするとした点で新しい。またこれらの障害の子どもは通常の学級で学ぶ例が多いことにも配慮し、特別支援教育は幼・小・中・高の通常学級でも実施するとされたことも大きな特徴である。
 同時に、特別支援教育は幼児期から青年期まで一貫性をもつ教育とする必要があること、また福祉、労働、医療等の諸分野との連携・協力が重要であると明記したことも注目すべき特徴である。
 世界に目を転じると、前世紀最後の四半期から今世紀にかけて、国際的な障害者運動は刮目すべき発展をとげたことがわかる。2006年12月の国連総会で採択され、08年5月に発効した「障害者の権利に関する国際条約」はそれが結実したものである。教育を含む諸人権の保障とインクルージョン(包摂)を指導理念とするこの運動とその成果は、わが国の障害者運動を励まし、諸制度の改革にも影響をあたえている。もちろん特別支援教育もまた例外ではない。
 1997年、私たちは『障害児教育大事典』を刊行し、幸いにして好評を得た。その後、教育だけでなく福祉、労働、医療等の法制度・施策は多くの点で変わり、また障害その他に関する医学、心理学等の基礎的知見にも大幅な進歩が見られた。
 この『特別支援教育大事典』では、『障害児教育大事典』の骨格は踏襲しつつ、特別支援教育時代の障害児教育に対応すべく、取り上げる項目を増やし、既存の項目のすべてを点検して必要な加除修正をおこなった。名実共に時代の要請に応える総合的な大事典へと衣替えすることができたと自負している。
 特別支援教育に取り組む教師をはじめ、福祉、労働、医療等の関係者にも、座右に置いておおいに活用していただきたいと願っている。                          

特色と編集上の工夫
� 最新の研究成果と歴史的視点を重視した正確でわかりやすい解説
� 生きいきとした子ども観、教育実践の指標=11分野2000項目
� 最新の障害児医学の研究成果を凝集
� 引きやすく、読みやすい工夫と編集
� 総索引数5000、人名索引、欧文索引付
� 研究者と実践家、総勢250名の執筆陣

次の方々におすすめします。
� 小・中・高の管理職(校長、教頭、主任)の先生や特別支援学級の先生に。教員用図書として図書館や職員室に。
� 特別支援学校(養護学校)の先生や図書館・職員室に。
� 大学で教育関係(教育学、教育心理学、障害児教育や教育史・制度・行政・方法など)や福祉・看護・医学等を専攻とする研究者の方に。
� 教育系大学および人文・社会・医療・看護・福祉系学部がある大学・短大図書館に。
� 幼稚園・保育園や福祉系の専門学校に。
� 全国の公共図書館。教育委員会や療育センター、共同作業所など障害者施設や病院・保健所に。

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