会社でうつになったとき労働法ができること

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所 浩代+北岡大介+山田 哲+加藤智章

A5判並製/128頁
定価 本体1,300円+税
発行日 2014年1月30日
ISBN 9784845113439 C0032

長時間労働、過剰なノルマ、ハラスメントのためにこころの不調を訴える人が増えています。
休みたいけど、休んだら仕事がなくなるんじゃないか……そんな思いで働いているあなたへのアドバイス。
4つの講座でメンタルヘルスに関わる法的ルールを分りやすく解説し、さまざまな不安を解消します。

著者紹介

所 浩代(ところ・ひろよ):担当─プロローグ・公開講座1日目
新潟青陵大学看護福祉心理学部准教授。北海道帯広市生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。労働法専攻。
北岡大介(きたおか・だいすけ):担当─公開講座2日目
社会保険労務士(元労働基準監督官)。大阪府生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。労働法・社会保障法専攻。
山田 哲(やまだ・てつ):担当─公開講座3日目
東京農業大学生物産業学部ほか非常勤講師。北海道札幌市生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。労働法専攻。
加藤智章( かとう・ともゆき):担当─公開講座4日目
北海道大学大学院法学研究科教授。北海道札幌市生まれ。北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了。社会保障法専攻。

主な目次

プロローグ─隆司の異変、恩師との再会

公開講座1日目 病気になったら「辞めさせられる」?
●解雇・退職のルールを知る
1 労働者の体調不良と解雇
(1)契約の種類によって異なるルール
(2)労働契約が終わるとき─「合意」による解約
(3)「解雇」の作法
(4)期間の定めがある契約(有期契約)の場合
2 上司が「辞表」を出すように迫ってきたら
3 自分から「辞める」と決めたら
(1)期間の定めがない労働契約=2 週間後の解約
(2)期間の定めがある契約=「やむを得ない事由」
(3)「辞める」のを「辞めたい」─意思の撤回
(4)退職時に受け取るべき書類
4  職場を離れる前に
▶チェックポイント─職場の手続きを確認しておこう
▶補講1─この講座に登場する法律
▶補講2─精神的な不調を抱える労働者の概況

公開講座2日目 会社を休んで健康を取り戻す
●休職・復職のルールを知る
1  病気になった場合の休み方
(1) 年次有給休暇による休み方
(2) 私傷病休職制度と欠勤制度
(3) 私傷病休職制度・欠勤制度と取得方法
2  私傷病休職期間中の過ごし方
(1) 会社からの連絡への対応
(2)休職期間中に遊興に興じることは許されないか
(3)私傷病休職期間中の所得保障はどうなるか
3  注目されるリハビリ出勤制度
(1)リハビリ出勤制度とは
(2)リハビリ出勤制度にともなう課題
(3)リハビリ出勤中の傷病手当金はどうなるか
4  職場に戻るための方法
(1)職場復帰の判断はどのように行われるか
(2)ただちに原職復帰できない場合における復職判断
(3)メンタル不調による休職者に対する復職判断の課題
5  復職判断における医師の関わり方
(1) 主治医診断書の位置づけと職場復帰の可否判断
(2) 主治医からの情報提供の重要性
(3) 会社側から主治医に対し意見聴取を求める事項
6  職場復帰後に注意すべきこと
(1) 職場復帰の考え方
(2) 原職またはその相当職に相当期間内で復職可能と見込まれる場合
(3) 原職復帰が困難な場合の対応
7  職場復帰において心がけておきたいこと
(1) 会社に対し復職時に要請すべきこと
(2) 同僚社員等にあらかじめ伝えておくことが望ましい内容
(3) 職場復帰後の支援内容について
▶補講3─安全配慮義務

公開講座3日目 長時間労働から逃れる
●労働時間のルールを知る
1  労働時間規制の大原則
(1) 「労働時間」の上限規制
(2) 「所定労働時間」の定め方
(3) 休憩時間の付与
(4) 労働時間と休憩時間はどのように区別されるか76
2 労働時間規制における例外
(1) 労働時間規制に対する例外の概要
(2) 法定外労働に対する法的規制
(3) 変形労働時間制の法認
(4) 変形労働時間制と法定外労働の「合わせ技」
(5) その他の課題
3 医師による面接指導
▶補講4─労働紛争の処理システム

公開講座4日目 仕事による病気なら保険給付を受けとろう!
●病気の労働者を支える制度を知る
1 備え(社会保障制度)あれば憂いなし
(1) 労災補償制度のはじまり
(2) 二つの備え─業務災害と私傷病との違い
2 仕事による病気か
(1) 仕事による病気とは?
(2) 「ストレス─脆弱性」理論
(3) 認定基準
(4) 具体的事例
3 保険給付を申請するには
4 損害賠償を得るには
▶補講5─会社を辞めた後の生活はどうなるか
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