懐かしの名文を書き写すきれいな字になる六度法練習帖

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富澤敏彦

A5判変形/112頁
定価 本体1,500円+税
発行日 2014年2月25日
ISBN 9784845113491 C2081

俳句・短歌・近代詩・小説・随筆・唱歌・漢詩…国語や古典で習った名文を読み返し、珠玉の詩歌や文章を書き写して「きれいな字」になる!かんたん3つのルールの六度法であなたも美文字に!

著者紹介

富澤敏彦(とみざわ・としひこ)
 政府派遣教員として、アメリカ・イギリスに10年間勤務。文部科学省海外子女教育専門官・ロンドン駐在欧州統括指導員などを歴任。
 中国古典を分析して「六度法」を創案。NHK教育テレビ「まる得マガジン」で「簡単ルールできれいな字」のタイトルで放映され、「目からうろこ」の整字術と評判を呼ぶ。
 著書に『簡単ルールできれいな字を書く 常用漢字2136モデル字集』(NHK出版)『まほうの下じき付き 子ども六度法ノート』(旬報社)など。
 現在は、NHK文化センター等の講座、教師・企業向けセミナー、テレビ出演、著書等の執筆、ノート・文具開発等を通じて「六度法」の普及に向けて活動中。
「六度法」商標登録、「右上がり六度線」実用新案取得

「はじめに」より

 この本は、名文集と「きれいな字」練習帳とを兼ねたものです。国語や古典で習った名文を読み返すとともに、珠玉の詩歌や文章を視写することを通して「きれいな字」になることを目指してつくりました。
 「美文字」「上手な字」「きれいな字」を書くには、長い年月を必要としますが、この本では“常識”よりもずっと短い時間でそれが実現します。その理由は、六度法で書くからです。
 六度法というのは、中国古典を基にして私が創案した字形整正技術で、ルールはたった3つです。
1 右上がりに書く〔右上がり六度法〕
2 右下に重心をかける〔右下重心法〕
3 線や点の間隔を等しくする〔等間隔法〕

 まず、8ページからの説明をお読みになってください。漢字も、平仮名も、片仮名も「右上がり六度法」で書き、そこに「右下重心法」と「等間隔法」を加える。それだけで「きれいな字」になります。
 この本は、左ページに「右上がり六度線」を入れてありますので、私の書いたモデル字を見ながらその角度に沿って書いてください。名文を書いていくうちに3ルールが呑みこめ、いつの間にか「きれいな字」になっています。
 もし、書道・ペン字でこの段階に達しようとするなら、もっと時間がかかります。六度法とどこが違うのでしょうか。常用漢字2136字を書く場合で比較してご説明します。
 六度法は、3ルールをどこに使うかを自分で判断して書く「自律操作型」です。2136字に使うルールも3つだけ。字はすべてこう書くです。
 それに対して、書道・ペン字は、お手本を何度も書いてこの字はこう書くという個別の留意事項を記憶し、手紙や書類に向かったらそれに従って書く「他律模倣型」です。それを2136も覚えられるでしょうか。途中で挫折してしまうのも仕方ないと思います。
 六度法の基となった古典は、書道においても楷書の最高峰とされるものですが、日々の用務を果たす場面に精神性や芸術性は必要ありません。字形が正しく、整っている「きれいな字」であればよいのであり、そこに焦点を当てるなら、3つのルールで可能なのです。
 名文を読んで伝統の素晴らしさを再認識してくださるよう、六度法を知って伝統を踏まえた革新的技術をお役立てくださるよう、願っております。

主な目次

はじめに
六度法の3ルールを身につける/ルール1 右上がり六度に書く/ ルール2 右下に重心を置く/ ルール3 等間隔にする/片仮名を書く/平仮名を書く/「いろは歌」で練習/この本の楽しみ方
1章 口ずさみたくなる 唱歌
ふじの山/おぼろ月夜/紅葉/お正月
2章 自然を歌う、日々を詠む 短歌・俳句
〈短歌〉万葉集/金槐和歌集/橘曙覧/正岡子規/島木赤彦/与謝野晶子/佐佐木信綱/斎藤茂吉
〈俳句〉松尾芭蕉/与謝蕪村/正岡子規/高浜虚子/夏目漱石/河東碧梧桐/川柳
3章 人生の機微、哀歓 漢詩・漢文
孔子「論語」/李白「静夜の思ひ」/孟浩然「春暁」
4章 情感あふれる 近代詩・訳詩
立原道造「ガラス窓の向こうで」/八木重吉「素朴な琴」/宮沢賢治「春」/萩原朔太郎「旅上」/ブラウニング「春の朝」/ルナール「博物誌」
5章 いにしえを旅する 物語・随筆
平家物語/竹取物語/徒然草/伊勢物語/奥の細道
6章 あの名作をふたたび 小説
新美南吉「ごんぎつね」/芥川龍之介「蜘蛛の糸」/太宰治「走れメロス」/森外「高瀬舟」/中島敦「山月記」/夏目漱石「草枕」
7章 さらさらと−−古典を行書で書く
「いろは歌」で練習/紀貫之/藤原敏行/藤原清輔/古今和歌集 仮名序/鴨長明「方丈記」/清少納言「枕草子」
〈コラム〉
視写の効用〓脳をいきいきさせる/縦書きをきれいに書くコツ/視写の効用〓心身を健やかにする/横書きをきれいに書くコツ/「整正字」と「美文字」/正しい筆順を身につける
◎巻末付録 練習用右上がり六度線

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