せんせいのつくり方 (“これでいいのかな”と考えはじめた“わたし”へ)

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岩瀬直樹+寺中祥吾 著  プロジェクトアドベンチャージャパン 監修

B5判並製/104頁
定価 本体1,500円+税
発行日 2014年9月25日
ISBN 9784845113767 C0037

「先生としての自分」を探る——。
「先生」だって成長する。そのための気づきの種を、本書はいっぱい与えてくれる。時に自身の“失敗” を糧にしながら、読者と共に学んでいこうとする二人の著者。軽快に書かれながらも、深く考え抜かれた洞察の数々に、ぐいぐいとひきこまれました。——苫野一徳(教育学者)推せん!

著者紹介

岩瀬直樹(いわせ・なおき)
1970年北海道出身。埼玉県小学校教諭。信頼ベースのクラスづくり、「読み」「書き」を中心に、ワークショップを核とした授業づくりに力を入れている。日々、「よりよい教育って?」を子どもたちと楽しく試行錯誤中!
[ブログ]http://d.hatena.ne.jp/iwasen/

寺中祥吾(てらなか・しょうご)
1984年長崎県出身。プロジェクトアドベンチャージャパントレーナー。先生を目指した大学生、野外教育を学んだ大学院生を経て、現職。主に学校教育の分野でPAの手法を伝えたり、PAを通した気づきと学びの場づくりをしている。遊ぶような自然で自由なファシリテーションを目指して、修行中!
[ブログ]http://andy0203.blog.fc2.com/


プロジェクトアドベンチャージャパン(PAJ)
1995年、設立(代表・林壽夫)。Outward Bound School(OBS)という冒険教育の実践と考え方を学校教育に持ち込むために生まれたプロジェクトアドベンチャー(PA)を、日本において普及、展開している団体。学校教育分野以外にも、企業研修、スポーツチームのチームビルディングなど、様々な分野で展開されている。「アドベンチャー」のちからを使って、人と人との信頼関係を築き、その土台の上で一人ひとりの成長を支えることで、「器の大きな社会の実現」を目指す。
[ウェブサイト]http://www.pajapan.com

著者からのメッセージ

 今回、本書を企画、執筆するにあたって、「ただ読むのではなく、ワークショップに参加して学びあっているような感覚をもてるような本にしたい」「先生としての自分について探ることができる本にしたい!」という思いがありました。そのような思いから、本書にはワークを設けています。
 ワークには正解はありません。ワーク自体に答えがあるのではなく、ワークを通して「自分にとってどのような意味があるか」を、自分自身で探ってほしい。ワークに取り組んだ人が、その人なりの解を見つけることで、その解を現場で生かしてもらいたいのです。そしてワークに取り組んでみて、感じたことや考えたことを、どのように日常にあてはめていくのか、そのプロセスを楽しんだり、悩んだりしてみてください。また、それをだれかと話をすることがそのプロセスを助けてくれるかもしれません。
 本書にも「太鼓判的正解」はありません。読み進めながら、不安な気持ちや「じゃあ、どうすればいいの?」という思いをもつこともあるかもしれません。その揺らいだ気持ちが、自分のなにとつながっているのか、自分の実践にどうつながるか、そんなこともワークを通して、見つけてもらえたらと思っています。
 わたしたちは「体験をもとにした学び」を大切にしています。答えを提示するのではなく、体験したことから気づいたことを学びにつなげていく「体験教育」の視点から、読者のみなさんと、先生のあり方、クラスのあり方を考えていきたいのです。

主な目次

はじめに

ワーク1 ニックネームをつけてみよう
ワーク2 マドマドという生きもの

第1章 「あたりまえ」を問いなおす
  「問い」から考える
  「答え」から考える

第2章 先生としての「わたし」、自分自身としての「わたし」
  子ども時代からみえるいまの自分
ワーク3 子どものころ、好きだった・キライだった先生
  「教室にいるわたし」はどんな自分?
ワーク4 先生としての「わたし」と「わたし」自身
  わたしの、せんせいの仕事
ワーク5 先生の「しごと」としてやっていること

第3章 「これでいいのかな」と考え始めた「わたし」へ
  意図やコントロールの外側で起こること
ワーク6 感情から生まれる行動を考える
  感情と行動の「間」
  引いてみる視点——PAのGRABBSS
  一つの出来事、小さな違和感
ワーク7 わたしたちがもっているかもしれない「思い込み」
ワーク8 クラスの姿、クラスのプロセス
ワーク9 クラスとわたしの関係

第4章 めざしたいクラスを探している「わたし」へ
  クラスってどういう場?
  凝集性の向かう先
  集団をみること、個を大切にすること

第5章 「やり方」か「あり方」か、悩んでいる「わたし」へ
  やり方が先か、あり方が先か
  手法の「やり方」「考え方」と、わたしの「あり方」

おわりに 先生もまた学び手である

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