銀行から融資を受ける前に読む (資金繰り表を活用した事業再生術)

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大森雅美

四六判並製/144頁
定価 本体1,200円+税
発行日 2015年1月25日
ISBN 9784845113941 C0036

好評のロングセラー!!

「売上げ重視」から「利益重視」の経営へ。
お金を借りようかなと思った時が会社を変えるチャンスです!
大森雅美が指南する「逃げない」経営
日経新聞(12月14日)広告掲載商品

著者紹介

大森雅美(おおもり・まさみ)
事業再生を得意とする経営コンサルタント。1970年生まれ。神奈川大学法学部卒業。株式会社アセットアシストコンサルタントのCEO兼統括コンサルタントとして日々活動中。著書に『あきらめるのは早すぎる―大森雅美の目からウロコの事業再生術』(2012年、旬報社)。

「はじめに」より

中小企業の経営者が、どうすれば情熱をもって経営に取り組めるようになるのかを日々研究し続け、情報を発信しながら私たちは活動しています。昨今の中小企業の経営環境は、とても厳しい状況にあります。為替の変動や、景気や政治に左右されるといった話だけでなく、仕事の取引先が、グローバル化の流れの中で変化し、受注先であった大手企業がコストパフォーマンスを求めて東アジア圏を中心に国外に生産・販売拠点を求めた結果、国内での生産や販売、消費は縮小傾向にあります。   
国の政策では、ものづくりを支援する制度が一方でありながら、国外への移転を支援する制度があります。どこか矛盾を感じます。最先端技術に支援する制度や転業支援の制度などは、利益が出せない中小企業の経営者に転業を促す制度なのか、と疑問すら感じます。長年技術を積んでいて年齢も高くなっている中小企業の経営者が多いなかで、儲からないからといって、新たな仕事に簡単に転業できるものではないというのが現実です。
税金に目を向ければ、消費税の増税は、売上そのものにかかってくるため、中小企業には経費化できない大きな現金の出費となります。さらに社会保険の料率も上がり続けています。個人にとっても、生活必需品の値上げや公共料金のアップで個人の可処分所得は下がっています。年金に目を向ければ、高齢者の受給年齢も年金額もさがり続け、将来に対する不安も増しています。不満や疑問に思うことはたくさんあります。
しかし、私たちはこの国で生きていきたいのです。だからこそ、日本の九九・七%を占める中小企業の経営者が、知識を得て、知恵を絞って、この本に出てくるような考え方を持ち、あきらめない、活力ある経営をしていく必要があると思っています。

主な目次

はじめに
第1章 資金繰りに困ったときの心構え
再生コンサルタントの最初の仕事―経営者のマインドコントロールを解く
罪悪感をもたない―資金繰りに困ったときの心構え①
逃げない―資金繰りに困ったときの心構え②
借り手と貸し手は対等
資金ショートにはまず「リスケジュール」を
「今月はちょっと払えない」と言う
困っているのは銀行
まずデューデリジェンスをおこなう
支払いの順番は「人・モノ・金」
本当に怖いのは銀行より国
大切な家族への対応―自宅は取られない
人の暮らしを守る

第2章 破産を考える前に尽くすべき手だて
破産するにもお金がかかる
弁護士はすぐに破産をすすめる
借金を払わないとどうなるか
真の取立人は誰になるのか
サービサーの仕組みと役割―借金が一〇分の一になることも
保証協会による代位弁済の仕組み
自己破産と廃業

第3章 事業に合った再生術がある
事業売上げがあるなら再生できる可能性はある
新会社設立で事業を救う
「破産」ではない会社のたたみ方
生活に必要なお金は差押えの対象外
再生手法としてのM&A
代表者の自宅を売却する必要はない
借金が不動産を守ってくれる場合
サービサーと保証協会との交渉―三〇〇〇万円の借金が二〇〇万円に
再チャレンジできる社会の実現を
保証協会に代位弁済された後の交渉で協力を得る
返済が滞ったときの法的手続き―督促から差押えまで
銀行が得か保証協会が得か

第4章 危機を予防するためにすべきこと 
大事なのは危機の早期発見・早期治療
デューデリジェンスの実際
赤字の月がぽろぽろ
毎月の「お金の流れ」をつかむ
「逃げる」ことから悲劇は始まる
まずは「リスケ」で態勢立て直し
資金繰り表が最重要資料
「売上げ重視」の落とし穴
事業継続のカギは資金繰り
黒字企業が倒産するわけ
資金繰り表の実際―自社用に作成する
優先順位は「人・もの・金」
危機の兆候①―資金繰りのために融資を申請した
危機の兆候②―会社に自己資金を投入した
危機の兆候③―漠然とした危機感を感じた

第5章 危機こそチャンスととらえる
危機がきっかけで「まとも」な経営に
再生にとって必要なのは〝人材〟
誤った思い込みでは「家族を守る」ことはできない
「離婚すれば財産を守れる」という誤解

第6章 再チャレンジできる世の中を
数値で見る日本の実態
みんなが〝おかしい〟と思っている再生現場
低迷する中小企業の経営
経済的要因で自殺する日本人
連帯保証人制度を改めよ
貸し手もリスクを負う
復活のチャンスをつぶすな

知っておきたい基礎知識
①銀行が損をしないマニュアル
②金融円滑化法
③黒字倒産
④自己破産
⑤自己破産は減っている!?
⑥自宅を守る方法①―「剰余」と「無剰余」
⑦自宅を守る方法②―リースバック
⑧決算書とは

おわりに

日経新聞12月14日に広告掲載
日経新聞広告(PDF:1.2MB)

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