月のかがく
国立天文台天文情報センター教授・広報室長。太陽系天体の研究のかたわら最新の天文学の成果を講演、執筆を通してやさしく伝える。著書に『新しい太陽系』(新潮新書)、『星の地図館』(共著、小学館)、『ガリレオがひらいた宇宙のとびら』(旬報社)など多数。
文と絵:えびなみつる 1951年生まれ。漫画家、絵本作家、イラストレーターとして活躍。1993年、『遠いクリスマス』(白泉社)で星の都絵本大賞受賞。1995年、オホーツク国際漫画大賞受賞。著書に『はじめての天体観測』『星を見に行く』(ともに誠文堂新光社)、『猫辞苑』(祥伝社)、『科学まんが宇宙論(全3巻)』(旬報社)、『ほしにむすばれて』(文研出版)、『すぐにさがせる!光る星座図鑑』(旬報社)ほか著書多数。
写真:中西昭雄(なかにしあきお) 1964年生まれ。数少ないプロの天体写真家として活躍。ナカニシイメージラボ代表。
◆2014年10月8日(水)夜、皆既月食を観察しよう
まん丸い月が突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び月は丸い姿に戻っていく。一夜のうちにこのような変化を見ることができる、とても興味深い現象が「皆既月食」です。
2014年10月8日の夜に、ほぼ日本全国で始まりから終わりまで見ることのできる皆既月食が起こります。宵の口の、多くの方にとって見やすい時刻に起こりますので、ぜひご覧になってみてください。
くわしい内容はこちらから
・月はこうしてできた
・月の地形図
・月までの距離
・月はどうしてかたちが変わる?
・月のもようはなににみえる?
・アポロ11号 月面着陸
・月食、赤い月のふしぎ
・月のデータ
・日本で見ることのできる月食